前回のイギリス旅行からはや二ヶ月、ヨーロッパ旅行でいつも考えるのは飛行機の快適度をいかに上げるか。
この冬はクリスマスからハンガリー、チェコへ向かいますが年末帰国のためただでさえ長旅なのにトランジットは7時間。
ふとここ最近街でも流行っているフリースに改めて興味がわいてきました。
寒い東欧の冬、インナーにフリース一枚あるだけでも快適度が上がるのではないか。
快適だからといつも中綿インサレーションウェアでは情緒がありません。
機内ウェアとしても防寒としても今回試してみる価値ありと考えました。
メリットデメリットについて検証しつつ何かの参考になれば良いなと思います。
フリースに挫折した過去
かつて登山用ミドルレイヤーとしてフリースを使用してみた時もありましたが動くと非常に蒸れるのです。
そのくせ吸水性は低く一度かいた汗は体表面に残り続けてしまうのです。
通気性は良いため暑くなってからアウターのベンチレーションを空けると体に残った汗のせいで一気に冷えしてしまいます。
さらにフリース自体は圧縮できず脱いでもかさばしイイトコ無し。
機能がチグハグでその経験以後はインサレーションジャケットをずっとミドルレイヤーにしていました。
フリースの使い方
フリースは保温性抜群で肌触りや伸縮性が良くそれでいて湿度の抜けも良い素材のはず?です。体感もそうですしメディアにも書かれています。
その反面汗をかいてしまうと風が全てを突き抜け猛烈に体を冷やしてしまいます。
室内、風の強くない街や低山、飛行機と言った場所で湿度の抜けを活かす使い方をしてみてはどうかと思っています。
特に飛行機は冷えるし20時間程乗る事が常なのでリラックスできる防寒具を探しており再度のフリース購入へとつながりました。
フリースの選び方
各社様々なフリースが出ておりますが見た目は似ていても機能性が劣る場合があります。
ですので素材は信頼できるポーラテック社としてメーカーのレベルを下げるかあるいはセールになっている品を選ぶ事で安価に購入できると考えたのです。
同じ素材でも倍近い価格差が出ることもあります。
ポーラテックと言っても種類がたくさんあるので用途を考える必要はありますし、メーカーごとに縫製やカットは考慮する必要があります。
手持ちで唯一残っているフリースはベースレイヤーで裏地が碁盤状のグリッド構造になっていて汗を拡散させ乾きを早くするものらしいです。
冬のランニングにしか使っていませんが毎年活躍してくれていることから機能性はまずまず及第点なのでしょう。
ポーラテックパワードライと言うものですが今回の用途とは違います。
今回購入したもの
今回は飛行機での着用がメイン、生地が柔らかく伸縮性が高く保温性が最も高いジャケットタイプのもの。
ポーラテック サーマルプロ ハイロフトと言う素材の中で安いものを探します。
ホグロフスのゾーン ジャケットを購入しました。
ホグロフスは以前登山用としてフルセットで使用していました。
今回は素材で絞っていたのでメーカーで探していたわけではないのですが安価な掘り出し物がホグロフスで見つかったのは幸いです。
デザインも良いしEUはUSと違い肩や胸のフィット感を意識したパターンと長めの袖で私の好みの作りなのです。
かつてはインサレーションの保温性がイマイチで興味本位で購入したアークテリクスとのあまりの性能差に驚き、全てアークテリクスに買い換えてしまったのです。
ゴアテックスのハードシェルもアークテリクスとそれ以外では大きな差を感じました。
アークテリクスにもハイロフトジャケットはあるのかもしれませんが今回は素材が決まっていたので迷う事なくホグロフスをゲットしたのでした。
パタゴニアも候補でしたが今回はご縁がありませんでした。
調子が良ければもう一着はパタゴニアかアークテリクスで探そうかと思います。
今のところハイロフトはオススメです。