アイスブレーカー ショートスリーブの普段着にぴったりのモデル 〜アイスブレーカー テックライト Icebreaker TECH LITE SS〜
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なんだかんだと言いながらもルームウェアとして重宝しているアイスブレーカー、お気に入りはエアロですが、もう一つ愛用しているモデルがテックライトです。
テックライトはアイスブレーカーのショートスリーブでは標準的なモデルです。
ヘインズのパックTシャツの高級版の様な印象です。
アイスブレーカー テックライト
テックライトは数あるアイスブレーカーの中でも標準的なショートスリーブ シャツかと思います。
メリノウール87%、ナイロン13%は耐久性を高めメリノウールを気兼ねなく使えるバランスとのことです。
エアロの様なフラットロックシームはスポーティで普段着には難しいという方にテックライトは良いモデルです。
無地のショートスリーブ 、メリノウールの艶消しでふわりと毛羽があり若干のムラのある色合い、ナチュラルな風合いがどのような服装も小慣れた印象に変えてくれます。
スラブ感のあるエアロとは違った風合いです。
素材
メリノウール特有の優しい着心地はリラックス感を与えてくれます。
色ムラと艶のないフワリとしたした素材感、メリノウールはシンプルでも高級感があります。
汗をかくと色がすぐに変わってしまい乾きも遅いので高温多湿な環境では化繊の方が良さそうです。
メーカーは耐久性を増すためにナイロンを混紡していると言いますが、個人的にはメリノウール 100%の方が良い印象があります。
確かに重いバックパックのショルダーハーネスとの擦れを考えると違いは出るのかもしれませんが通常使用ではナイロンを混紡したウールの方が毛玉の発生が早いです。
黄緑色のボーダーは5年程使用しているスマートウールのメリノウール100%ですが、毛玉はできていません。
アイスブレーカーは使用半年くらいですが既に襟や袖に毛玉ができています。
トラウザー等でもナイロンが5%でも混紡しているとメリノウール100%よりも早く毛玉が発生します。
ただしこれは良質なメーカーに限るかと思います。スマートウール と違ってすぐに磨耗してしまったメリノウール100%の靴下もあります。
アイスブレーカーにもオアシスというメリノウール100%のモデルがあります。
作り
画像のネイビーの方が古く、ブラックが新しいモデルです。
僅かずつですがアイスブレーカーはモデルチェンジをしています。
天然のメリノウールですから個体差かと思いますが、ネイビーは汗をかくと獣臭がかなり強く出ます。
またネイビーの頃は腕周りの作りが悪く着心地がよくありません。
脇下の縫い目が交差する十字の縫い目が下に尖っています。平面的な作りのため腕の動きに胴体が釣られてしまいます。
他のモデルでも良いものもあればイマイチな作りのものもあります。
ネイビーを買った時の印象としてはアイスブレーカーの評価はいまいちでした。
感想
色々不満もありますが価格と性能のバランスを考えると初めの一枚にテックライトは最適かと思います。
一枚で着るだけでなくメリノウールはインナーとしても活躍してくれます。
肌触りの良さ、通気性の高さ、吸湿性の高さは部屋着や旅行、登山やランニングまでも一枚でこなせますので、ミニマリスト思考であれば色違いで複数枚持っていればテックライトだけでショートスリーブは事足りるのかもしれません。
メリノウール全体の特徴として高温多湿の真夏となると汗を吸いすぎ乾きはとても遅いです。
しかし通気性の高さは変わりないので溜まった汗で体を冷やしすぎてしまうこともあります。
高温はともかく多湿な環境では化繊の方が具合が良いです。
個人的には化繊であればアークテリクスからナチュラルな風合いのモデルが、メリノウールであれば混紡無しの100%のものがアイスブレーカー 、スマートウールからも販売されています。
もう少しスポーティな混紡メリノウールであればアイスブレーカーのゾーンやエアロもおすすめです。