色々あって記事を更新できない日々が数ヶ月。
更新していない書きかけの記事が溜まる一方です。
どうにか公開にこぎつけそうな内容、靴の衣替え2021秋冬編です。
秋冬モノとして出す靴は前回しまった靴と変わりません。
2020から2021年にかけてなんとか靴を増やさず減らすようにと努力してききました。
結果、2020年の反動で少しだけ靴が増えてしまいました。
出す靴達
2021春夏にしまった靴をそのまま出します。
スエードのブーツ、スエードのブローグ、ブラックとブラウンです。
2021年秋冬は明るめブラウンの気分です。
2022年を迎えて仕様頻度を振り返ってみますと、ブラックのスエードは片手で数える程度です。
特にブラックスエードのフルブローグブーツ(GLOSTER)はまだ一度も履いていません。
GLOSTERはワークブーツで履くような厚手の靴下でも履けるサイズ感なので出番は一番寒くなる2月になるかと思います。
追加された靴(秋冬モノ)
靴を買いたくないのに買ってしまう悩みとは今後も上手く付き合っていかなければなりません。
秋冬モノとしてブーツを二足買ってしまいました。
結構レアなものなのでいつか見かけたらと思って頭の片隅にいれていたものです。
美中古の掘り出し物でした。
どちらも既に廃盤であること、以前から探していたこと、価格も状態もこれ以上はなかなか見つからないだろうと悩んだ末購入しました。
追加した分何かを手放すか、新たな悩みを作ってしまいましたがとりあえず次回の衣替えまでじっくり考えようかと思います。
CHAMBORD II BOOT(シャンボード II ブーツ)
シャンボードIIブーツは二足目です。
一足目は明るめのブラウン、バッファローのシボ革です。
こちらはブラッケン ミュージアムカーフで私が最も好みのブラウンです。
このカラーは外羽根モデル、シャンボードとの相性が抜群です。
一足目と入れ替えるつもりで購入しましたが、あちらはあちらで悪くないため手放せずにいます。
HANOVER(ハノーバー)
こちらは自分にとって10年くらい追いかけていた気がします。
ヘビーデューティーでありながらワークブーツとは違う雰囲気、羽根が踵まで伸びた切り替えが欧州的です。
男臭さとラグジュアリーさが絶妙に同居している点はベルスタッフに雰囲気がよく似ています。
特徴的なラストで細身のアーモンドトウ、爪先上面が平たくなっています。
2021年、ハノーバーをリバイバルされたALDERというモデルが存在しています。
しまう靴達
2021年春夏用に出した靴はそのまま来年も継続予定です。
私にとって春夏モデルといえばローファーとプレーントウです。
さらに買い足してしまったため、出した靴以上に追加で片付ける必要がありました。
ベージュスエード フルブローグ MARSHALL、ライトブラウン グレインレザー ダブルモンク WILLIAMを追加でしまいます。
追加された靴(春夏モノ)
昔から気にはなっていましたが積極的に探さなかった靴達が立て続けて発掘されました。
どれも廃盤かつ状態が大変良かったため購入となりました。
ブラック シングルモンク FOULD、 ネイビー ローファー CAMPUS 12、バーガンディ ブックバインダー風レザー プレーントウ ダービー FIVE、を2021年に購入しました。
FOULD(フォウルド)
こちらは90年代前半の旧ジョンロブ 、エドワードグリーン製のシングルモンクです。
ブラウンのシングルモンクはボノーラ製マッタを持っておりますので対になるブラックはエドワードグリーン製フォウルドにしました。二つの比較は別記事で行いたいと思います。
フォウルドはジョンロブ自社製 8695ラストも持っていた時もありましたがエドワードグリーンは美しさが格段に上です。
洋梨のように丸い踵とすぼまった履き口、サイドは立体的な曲線を描き低いノーズから急激に立ち上る甲、土踏まずのメリハリの効いたカーブ、ジョンロブ史上、最も美しいラストと感じます。
昔はエドワードグリーン製のダービーやシティ等も持っておりましたがなぜか全て小指屈曲部のライニングが破れてしまいました。
アッパーは美しく育ったところでこのクラックが起こるため結構げんなりしました。
以来エドワードグリーン製は避けておりましたので久しぶりです。
エドワードグリーン本家同様にぴたりと足を追従するようにタイトに作られているため屈曲部分に負担が大きいのか、それともライニングの質のせいなのか。今から30年ほど前の革ですのでアッパーだけでなくライニングに時間をかけて丁寧にメンテナンスをしてから履き下ろす必要があります。
今回は注意して状態に気を配ろうと思います。
CAMPUS 12(キャンパス 12)
こちらはアンラインドのペニーローファー、ロペスよりもカジュアルなモデルです。
中年サラリーマンか学生かと言ったペニーローファーをカジュアルなスタイリッシュ靴と感じさせるジョンロブの優れたセンスには脱帽です。
踵のコバにも出し縫いをかけたダブルソール式ラバーソール、甲のバンドはシンプルなデザインの一枚革、爪先には縫い目があります。
ブラックはいつかのロペスのために空けておくためにキャンパスはネイビーです。カジュアル度の高いモデルなのでネイビーカラーとも合っています。
FIVE(ファイブ)
そのものずばり、5アイレット プレーントウ ダービーのファイブです。
旧ジョンロブ クロケット&ジョーンズ製のブラックを所有していたことがありますが汎用性が高く履き潰した後、譲られていきました。
写真で見ると、誰がこんな靴を買うのかと思いますが実物をみるととても素晴らしい靴です。
印象としてはローテクスニーカーの代表、スタンスミス、カントリー、オールスター、コルテッツ、等に近いものがあります。
切り替えは羽根部分だけ、5アイレットであるせいでノーズが長すぎはしないがエレガントさを感じる様に短すぎもしない、地味ですがラストの立体感を強調する羽根の切り替え位置が絶妙にバランスしており履くととても美しく見えます。
素材は顔料を乗せたようなチャーチのブックバインダーの様な耐久性の高そうな革です。
チャーチでもシャノンと呼ばれる5アイレット プレーントウ ダービー、ブックバインダーカーフのバーガンディが定番モデルの一つです。
衣替え対象ではなく、ジーンズやカジュアル用としてスニーカー側に待機させています。
まとめ
2021年、購入したジョンロブは5足でした。
では何かを手放したかと言うと、何も手放せませんでした。
反省です。
2022年は手持ちの靴から何足か、できれば5足ほど手放したいと考えています。
まずは衣替えで出された靴をきちんと履いているか意識したいと思います。
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