テロワールを求めて

趣味(靴、旅、道具、バイク等)を通して自問自答し理想の自分を導き出すまでの道すがら。

革靴レビュー

トリッカーズ 190周年モデル 後悔の理由 〜 TRICKER’S TRAMPING BOOTS REVIEW 〜

ブログを書かないうちに再びの靴の衣替えを行いました。 そのタイミングで一つ。 実は投稿休止の理由は投資によって資産が文字通り半減してしまったからです。 浅はかで恥ずかしい結果となってしまったため、浮上するまではしばらく投稿休止と決心しておりま…

エドワードグリーン、二つの翼、ブーツ レビュー 〜edward green galway,nevis〜

久しく離れていたエドワードグリーンですが昨年春くらいから久しぶりに興味が再燃しました。 理由はブーツをいくつか手放したからです。 短靴はジョンロブ以外に履きませんがカジュアルウェアにジョンロブは合わないと言う決めつけにより、カジュアルな場面…

ジョンロブ モデルチェンジ比較レビュー 【C&J製ジョドファー VS 8695ラスト ジョドファー VS 7000ラスト ジョドファーII】

個人的にジョンロブの大傑作のモデル、ジョドファーの比較です。 元々ブーツが好きですがジョンロブで一目惚れするモデルにはブーツが多いです。 その中でジョンロブでベストのブーツならこれだ、と言えるのがジョドファーです。 独特の外見と美しさ、ストラ…

新しい靴を購入 〜 Tricker's トリッカーズ SHEENE モーターサイクルブーツ ディアスキン×グレインレザー 〜

急に冷え込む様になり2020年の終わりを考え始めたこの頃です。 今年一年も相変わらず靴について考え続けていました。 最も大きく変わったのはビルケンシュトックの靴を買ったこと。 ずいぶん熱狂して買い集めてしまいましたが、ようやく冷静になってきてサン…

ビルケンシュトック パサデナ にはまる2020年

今年の春からビルケンシュトックを買いあさっています。 そろそろいい歳なのでスニーカーは普段は履かない、と決めて辿り着いたのがビルケンシュトックです。 全体的にウォーキングシューズの様な野暮ったいモデルが多いビルケンシュトックなのですが色々見…

麗しきブラインドフルブローグの共演 【JOHN LOBB WIDNER,WARWICK,WARWICK LOAFER】

気づいたら揃ってしまったジョンロブのブラインドフルブローグ達です。 ブラインドフルブローグと言うとちょっと変わり種、変化球の様に感じますが個人的にはセミブローグ、フルブローグ以上に感性にフィットします。 旧チャーチを所有していた頃は内羽根の…

エドワードグリーンから一足 【ゴールウェイ Edward Green Galway 】

ジョンロブばかりだと面白みが無いのでオフではジョンロブは履きません。 そこでオフの日の一張羅がエドワードグリーンのゴールウェイです。 オフ用の革靴はジョンロブ以外でと決めていたのですが、パラブーツ、トリッカーズ、J.M.ウェストン、オールデン、…

ビルケンシュトック フットプリンツ 靴紐交換【レザーシューレースのススメ】

大人っぽいスニーカーを探し続け挫折した先に閃いたビルケンシュトックのレザーシューズ達。 特に気に入っているのは、かつてフットプリンツと呼ばれた外歩きに適したしっかりとしたモデル達です。 気に入ってチャッカブーツばかりをデザイン違いで三足も揃…

ジョンロブ プレステージライン ブラックオックスフォード比較 【PHILIP II VS GARNIER II VS BECKETTS】

ジョンロブのオックスフォード(短靴で内羽根式のもの)において最もシンプルかつベーシックなものはCITY、そしてラグジュアリーなプレステージラインのPHILIP、この二つはジョンロブだけでなく全ての紳士靴にとって目指すべき最上であり普遍的で伝統的なスタ…

ジョンロブ ウィリアム レビュー、世代比較 バッファローレザー 【C&J製 VS 9795 ジョンロブ製】

ジョンロブを代表するモデルの一つダブルモンクのウィリアムです。 ジョンロブはあまりにもモデル数が多いので同じモデルは二つ持たないと決めていたのですが我慢できず破ってしまったのがウィリアムです。 素材、色、靴底、とバリエーションが豊富なのです…

家で掘り出し エドワードグリーン チェルシー ロイヤルワラント4つ入り

かつてはエドワードグリーンはファクトリーメーカーとして、自社名ではなく各ブランドの下請けとして有名でした。 そのなかでもEde & Ravenscroft(イード & レーベンスクロフト )という英国最古のテーラーの靴も担当してました。 E&Rはロイヤルワラントを四…

ジョンロブの比較レビュー 【ボノーラ製フィリップ VS プレステージライン フィリップII】

プレステージライン全ての始祖であるボノーラ製フィリップと現行フィリップIIを比べてみました。 今ではジョンロブの数多くのモデルが後継モデルとなりIIやIIIと名前に付くものが多くなりました。 新しくジョンロブを知った人は不思議に思わないのかと私は常…

伝説のボノーラ製のジョンロブ フィリップとマッタを比較 【JOHN LOBB PHILIP MATTA 】

かつてはビスポーク専門であったジョンロブがエルメスに買収されジョンロブ パリができあがった当初、レディメイドの製造は外部に委託していました。 通常モデルはクロケット&ジョーンズ(C&J)が担当していましたが素材や管理はジョンロブ パリによって行われ…

ジョンロブ 新旧ラスト比較 【90年代前半VS90年代後半VS2000年代】

最近は90年代前半のクロケット&ジョーンズ製(C&J)を発掘するのに凝っています。 以前、90年代後半と2000年代で同じモデルを使い比較したことがありましたが、今回は各時代を代表するラストをまとめて比較してみようと思います。 本当はC&J製やボノーラ製も比…

時代と共に変化するジョンロブ 8695ラストを比較する 〜JOHN LOBB WIDNER 8695 90年代後半 VS 00年代 〜

ジョンロブパリのファンとなってから100足を超えるコレクションとなり感覚的な世代の違いを考察してみることにしました。 偶然にもコレクションの中に全く同じモデルの世代違いがあったことから比較してみました。 同じモデルで比較したのなら時代ごとの作り…

ブラックオックスフォードを探して(ジョンロブ新モデルの試着と比較)

靴の衣替え作戦によって一足空きができましたので、黒の紐靴を探すことにしました。 今の手持ちはブラインドフルブローグのウィドナーとイタリア製フィリップ、気づいたらモードなプレーントウやモンクストラップばかりに。 ジョンロブ自体が近年はその様な…

ジョンロブ フィリップ VS エドワードグリーン チェルシー

自分にとって高級靴の価格差を初めて踏み越えたのが旧エドワードグリーンのチェルシーでした。 今ではジョンロブを愛しておりエドワードグリーンは自分の好みには合わないと分かっていますがつい手元に新しいチェルシーが来たため改めて比較してみることにし…