ブラックオックスフォードを探して(ジョンロブ新モデルの試着と比較)
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靴の衣替え作戦によって一足空きができましたので、黒の紐靴を探すことにしました。
今の手持ちはブラインドフルブローグのウィドナーとイタリア製フィリップ、気づいたらモードなプレーントウやモンクストラップばかりに。
ジョンロブ自体が近年はその様なデザインが増えていたのですが特に革質が光るブラックはついつい手が伸びてしまいます。
逆にブラウンは古いものほど枯れた色の深みと琥珀の様な透明感が増していくオールドモデルばかりが手元に残っています。
とりあえず日本橋へ新モデル(と言っても数年は経ちます)を視察に。
ロゴが変わって女性デザイナーに変わり微妙なモデルばかり発表されていましたが、ようやくジョンロブらしいモデルに落ち着いてきました。
その中でも発表当時から気になっていたジョンロブ初のホールカット MARLDON。
ガジアーノ&ガーリング DECO ライン ホールカット を初めて見たときからいつかはジョンロブにもと待ち望んでいました。
そしてプレーントウオックスフォードのSEATON。
以前にあったGARNIER IIの履き口のシルクビーディングをレザーに変更、ヒールをシームレスに変更したモデルです。
GARNIER IIはプラムミュージアムカーフを持っていましたが製造時期が悪くあまりにも革がデリケートであったため一度しか履かずに手放してしまいました。
この仕様変更は個人的にGARNIER IIよりも好みです。
履いてみました。
土踏まずの切り替えが無い一枚革の方が高価でエレガントだと言われています。
実際にそうではあるのですが、切り替えとステッチによって革伸びが抑制されて土踏まず付近が抑えられてシルエットが綺麗に見えます。
ノーズも長く見えます。
実際に履かずにWEB記事を見るだけでは気づけないことです。
実際に足を通して見たところMARLDONは良いというよりは悪く無いという感想でした。
もっとシャープなイメージでいたのでDウィズも試してみたいところ。
あえてワードローブに足したいかは悩ましいところで、むしろこの二足を試着したせいでCITY IIの完成度の高さを感じました。
PHILIPは世代違いでブラック、ブラウン、スエードを持っているのですが僅かの違いながらCITYとは明らかに違いを感じます。
CITYは8695を持っていたこともありましたが今は所有していません。
8695よりも7000の少しシャープな方がエレガントで今の気分です。
次に足すならばCITY IIかSEATONに絞られました。
そういえば今回CITY IIの試着を忘れていた。。。
おっと、イギリス旅行まであと3週間。ポンドも落ちているし現地で比較購入も良い経験かも。
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