革靴とともに人生を USヴィンテージシューズの思い出
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スコッチグレインの次に目をつけたのは古いアメリカンシューズでした。
その理由は・・・
革靴を履く自分をイメージをさらに進めた時にロングウィングチップをスマートなスーツに合わせるスタイルをマイスタイルにしよう、アメトラを自分なりに現代的に解釈したスタイルで行こうと思いました。
ブルックスブラザーズ ブラックフリース以降にトムブラウンが提案した様なスタイルをこの時想像していました。
当時、トラッドすぎる靴を履くのが気恥ずかしくスムースレザーについてあまり興味を持っていませんでした。
表情のある型押しスコッチグレインレザーがしなやかで気になっていたし、コードヴァンと言う革があることもこの時に知りました。
頭の中のイメージではなく、物体としてはっきり革靴を美しいと思ったのはよく手入れされたコードヴァンシューズを初めて見た時でした。
さらにUSヴィンテージは一見して質が良いと分かる革質、細かい縫い目、調べればわかる歴史的なうんちくが所有欲をそそりコレクションには最適ではないかと思ったのです。
そのうえ値段も安かったと記憶しています。
当時は今の様にコードヴァンとオールデンと言うのは、アメトラのドレスシューズ好きと言う立ち位置だった様な記憶があります。
そして今のオールデンのコードヴァンシューズよりも当時集めていたUSヴィンテージシューズは質は高かった様に思います。
もしもう一度コードヴァンが欲しくなったとしてもUSヴィンテージから探すだろうと思います。
この時集めたブランドは、ネトルトン、アレンエドモンズ、ボストニアン、ハノーバー、そしてオールデンはレアで縫い目が切れたものを一足程度、フローシャイムは時代背景を調べやすく市場にも良質なものが多かったので所有していた数も一番多かった記憶があります。
USヴィンテージのプロやセミプロと呼びたいブログはさすがの情報量でアメリカの歴史を知る読み物としても面白いもので自分の知見を深めさせていただきました。
この時は時代違いやブランド違いにコードヴァン半分、カーフ半分で15足程になっていました。
よく手入れもしてどれもピカピカに磨き込んだが革が割れることは一度もありませんでいした。
満足していたUSヴィンテージシューズでしたが、バリエーションの乏しさにコレクション魂は飽きを感じていました。
古いアメトラとなると、形状はロングウィングチップがほとんどでプレーントゥとサドルシューズくらいのものしかしっくり来るものがありませんでした。
外羽根ストレートチップやブーツ、セミブローグシューズにも興味が沸いたこと、ドレスシューズになれてもう少しドレッシーな靴へ興味が移ったことで次へ進むことになりました。