革靴とともに人生を オールドチャーチの思い出
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アメリカンヴィンテージも半年ほど集めて数もそろいました。
しかし棚に並んだシューズを見ても満足感は得られませんでした。
自分のイメージした靴だなとは異なっていたです。
そこで次に興味を示したブランドは旧チャーチでした。
それまでは興味が無かったがアメリカンヴィンテージを知るうちに少しずつ惹かれていたストレートチップやブローグシューズのバリエーション、英国靴に興味が移っていた私はチャーチと言う靴について興味を持つ様になっていきました。
自然と候補となるのは旧チャーチと呼ばれる3都市のロゴがインソックに入るチャーチでした。
インソックの都市数が少なくなるほど時代は古く高価になっていくが、玉数と値段のバランスからベースは3都市チャーチに自然と定まっていきました。
フルブローグのチェットウィンド、セミブローグのディプロマット、ストレートチップのコンサルを黒茶、物によってはバーガンディまで揃えました。
シボ革でUKロングウィングチップのコッツウォルズの茶、プレーントゥのシャノンの黒、さらに2都市チャーチのプレーントウや都市無しも一足くらいは手に入れたと思います。
チャーチはようやくイメージした靴棚に近づけたと言う気持ちになりました。
同じ革靴、アメリカかイングランドかの違いかだけであったが雰囲気が全然違うのだとこの時感じました。
頻繁に棚から出しては磨き靴自体を堪能していました。
外見については満足していましたが、履き込んでいくうちにフィット感、足への感触についてさらなる欲望が沸いてきました。
3都市チャーチのほとんどはコットンライニングであるが、そのせいかは分からないが、履き込んでもフィット感がよくならない様に感じたのです。
硬くて履きにくい靴が柔らかくて履きやすくなったと言うだけでした。
経験はしていないはずなのに土踏まずや踵のフィット感がもっと良い靴があるとなぜか思う様になりました。
旧チャーチは本当に安く入手でき丈夫で良い靴でした。
値段的にもここから上は無駄使いでしかないと強く線引きをしていました。