☆インプレ☆タイムボイジャー メンテナンスボックス 革靴手入れグッズ
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偶然安く購入できるタイミングで入手したタイムボイジャーのボックスが思いのほか使いやすい!
値段のわりには作りはちゃちいが靴の手入れボックスとして使うには痒いところに手が届くサイズ感がこれまでになく秀逸。
使うとちゃちいと思うところもあるけれど置いてあるだけならグローブトロッターを彷彿させる重厚感があり所有欲をこれ以上満足させてくれる箱も無いだろう。
タイムボイジャーのバルカナイズドファイバーを使った日本製のボックス。
外見はパーフェクト、グローブトロッターそっくりに四隅はヌメ革で本体とのコントラストもクラシカルです。
ヌメが飴色になってくるとさらに理想的なので育てる楽しさもあります。
悪い点を先に言ってしますと、外見がグローブトロッター完コピなだけに全体の安っぽさとの落差に手に届いた時はがっかりしました。
バルカナイズドファイバーは薄くてうっかり壊れてしまいそうだし、金具も安っぽい。
何よりハンドルだけが合皮なところも持つ度に違和感。
恐らく手汗で革の色が変化することを嫌ったためと思いますが、本体に味が出てもハンドルだけライトベージュのままと言うのは逆に浮いてしまうのでは。
メーカー側が経年変化や手入れをすることへの理解が無く、売れ線で作ってるのかなと勘ぐってしまう。
値段もただの収納ボックスと考えると高すぎると思うので優先度は低いかもしれません。
しかし見た目や実用面としてはかつてないほどに良い。
サイズは文句なしで、市販で色々なボックスは売っていますが縦横がこの比率でありながら高さのあるボックスはなかなか見当たりません。
全高26センチで防水スプレーを立たせることもできます。
棚は三段でこの各棚のサイズも絶妙です。
各社の標準的サイズであればワックスやクリームのどれを入れても隙間があまりできず収納できそう。
私のボックス内訳です。
最下層は色付きクリームと無色のデリケートクリーム系、コバインクにソール用クリーム、クリーム落としです。
真ん中はクリーム塗布用ブラシとクロス、最上段がワックスです。
最上段のフチと天井まではさらに高さに余裕があるため、ポリッシュミトンを上に置いています。
最下層のクリームは、10年程前に廃盤になったサフィールノワール ビーズワックスエクストラファインクリーム6色です。
現行クレムの方が伸びが良いですが、旧クリームの方が濡れた様な艶のハイライトラインが滑らかに繋がる気がします。
それとデリケートクリーム系、サフィールノワールのスペシャルナッパクリーム、レノベイタークリーム、ミンクオイルです。
無色の各クリームはどれもさすがサフィールノワールですが、以外にもミンクオイルが他社には類似品がない程に優れています。
むしろミンクオイルだけあれば他のデリケートクリームは不要かなと思えるほどに良い。
と言うわけで今後はサフィールノワールのミンクオイルとコロニル1909のシュプリームへ移行しようかと思っています。
棚になっていない部分は、高さのあるボトル系、レノマットリムーバー、ローション、コバインキ、ソールトニックです。
他にスエードケア用品もありますがスプレー系は換気の良い場所で行うこともあり別のボックスに収納しています。
ブラシは普段の磨きにも使うため、靴棚の横に置いています。
埃払い用はJ.M.WESTONの馬毛ブラシ、クリーム磨き用はジョンロブロンドンの豚毛ブラシ、無色クリームはコロンブスの山桜馬毛ブラシです。
良くあるブラシジプシーに陥り市販のありとあらゆるブラシを使いここにたどり着きました。
コロンブス以外シューズメーカーのブラシと言うのがミーハーに思えるかもしれませんが、単純にロゴを押しただけでは無く市販品には無い特注の拘りがつまっています。
一般的なブラシよりも持ち手が格段に高級で、毛の長さも一般的なブラシよりも長く質も良いです。
コロンブスは17センチで標準サイズですが、他は20センチで大柄。
ジョンロブは持ち手がリアルマホガニー、豚毛でありながら毛長3センチで毛質も他には無い質の良さです。
ウェストンは革が全周に巻いてあり、毛長4センチで馬にしてはかなりの剛毛で毛量もすごい。欲を言えばベージュのピッグスキン巻きが良かった。